
こんにちは。気象予報士で双子ママの関口奈美です。
寒い冬や暑い夏に、子供とどこで過ごせばいいのか悩みますよね。今回はおすすめの「アニタッチみなとみらい」をご紹介します。行った時は双子は2歳直前でしたが、楽しめましたよ。
アニタッチみなとみらいとは
アニタッチ みなとみらいは、伊豆シャボテン動物公園がプロデュースする屋内型ふれあい動物園で、約20種類以上、300匹以上の動物たちと直接触れ合える施設です。横浜ワールドポーターズ2F 外側デッキストリートにあります。私たちは車で行きましたが、ワールドポーターズの駐車場は3000円以上のお買い物で2時間無料となります。アニタッチに滞在時間の制限はありませんが、双子の集中力的に40分ほどの滞在となったため、駐車料金は無料ですみました。
おすすめアクセス方法「汽車道」「エアキャビン」
- みなとみらい線「みなとみらい駅」クイーンズスクエア連絡口、または「馬車道駅」から徒歩約5分
- J R京浜東北・根岸線、横浜市営地下鉄「桜木町駅」から徒歩約10分
おすすめは桜木町駅から汽車道を通って歩くか、ロープウェイを使うかの方法です。
桜木町駅から汽車道を通るルートは徒歩10分ほどですが、とても景色が良いため道中も観光を楽しめます。春は桜も綺麗なので、その時期ならばゆっくりお散歩しながら歩くのがおすすめです。子連れとなると難しいですが、夜は夜景も綺麗です。
もう一つおすすめなのがヨコハマエアキャビンと言われるロープウェイに乗る方法です。桜木町駅前から片道切符を購入し、ワールドポーターズ前まで行けます。日本初の都市型循環式ロープウェイとのことです。私たちはエアキャビンでもワールドポーターズに行ったことがあります。双子のベビーカーはエアバギーココダブルを使っていますが、双子を乗せたままロープウェイに乗ることができました(キャビンには両側に椅子がありますが、片側の椅子は畳んでもらいました)。ロープウェイを経験させてあげることができて良かったのですが、土日は時間によっては乗るまでに行列に並ぶ必要があります。私たちは冬の夕方4時ごろに行ったのですが、夜景になる頃だったからか、カップルの方々が多く20分ほど待ちました。
アニタッチ 3つのいいところ
- 動物たちとの触れ合い:カピバラ、ミーアキャット、うさぎなどたくさんの動物と触れ合うことができます。これまで複数の動物園に行きましたが、触れ合いコーナーは時間が決まっていたり先着チケット制だったりして、なかなか動物と触れ合うことができませんでした。動物との距離もあり、遠くで寝ていて迫力がないなんてこともしばしば。一方で、アニタッチはとにかく距離感が近い!と言うよりも「距離ゼロ」をうたっているくらいです。絵本で見るだけでなく本物を見せたいと思っている方にはおすすめです。フクロウも間近で見ることができ、大人の私も感激しました。
- エサやり体験:動物にエサをあげることもできます。エサは1回200円から購入できます。
- 天候に左右されない:私たちがアニタッチに行ったのは真冬です。動物たちと触れ合いをさせた買ったものの、動物園は寒いし・・・と冬のお出かけ先に困っていたところアニタッチを発見。寒い冬も、暑い夏も、雨の日も関係なく楽しめます。
これらの特徴から、アニタッチ みなとみらいは、動物好きの方やお子様連れのご家族にとって、癒しと学びの場としておすすめのスポットです。
アニタッチのデメリット3つ
アニタッチは、動物好きの方やお子様連れにとって癒しと学びの場としておすすめのスポットですが、デメリットもあります。
- 臭いが気になる方も:入口で料金を払って中に入ると正直「うわっ」と思いました。屋内にたくさんの動物がいるので、動物の臭いがするのです。特に、もう1つドアを開けたところにいるカピバラなどがいるゾーンは臭いが強めでした。私は臭いに敏感な方なので、最初の1分ほどは「どうしよう、お金払ってしまったけれど、私は無理かも・・・」と思いました。しかし、人間の慣れってすごいですね。数分いると慣れてしまい、臭いが気にならなくなりました。2歳の双子も、臭いを嫌がる様子はなかったです。換気はされていますが、臭いに敏感な方はご注意ください。
- 混雑しやすい:土日など休日となると混雑するので、動物とゆっくり触れ合えないこともあります。人が多いと動物たちも疲れてしまい、近寄ってこないこともあるでしょう。
- 料金が高め:大人は平日1500円、土日祝日など繁忙期は1800円かかります。中学生以上は平日1300円、土日祝など1600円。4歳〜小学生は平日800円、土日祝など1000円です。エサやり体験は別途料金がかかりますので、トータルの料金を考えると高額になります。再入場もできません。ただし、3歳以下は無料ですので、子供が3歳以下のときに行くとお得です。なお、年間パスポートの販売もあります。
アニタッチみなとみらいは動物と触れ合える貴重なスポットですが、「臭い」「料金」「混雑」「動物の体調次第でふれあえないことがある」といった点はデメリットとして考慮したほうがよさそうです。平日や混雑を避けた時間帯(午前中など)に行くと、より快適に楽しめるかもしれません。
こどもに”動物との触れ合い”をさせたい理由
動物との触れ合いは「情緒の安定やストレスの軽減」、「思いやりを育む」「知的好奇心を刺激」などたくさんの効果があるとされています。ただ、私の場合は「菌活」をさせたかったのです!ある程度の菌やアレルゲンに触れることで、免疫システムが鍛えられるという研究もあるそうなのです。
私は約7年にわたって不妊治療をしてきましたが、原因不明の着床障害によりなかなか妊娠できませんでした。不妊に悩んでいる際に、不育症について詳しい先生の講演会を聴きに行ったことがありました。その先生曰く、幼少期に家畜などと触れ合う機会が多かった子でアレルギー持ちの子は少ないとおっしゃっていました。あまりに清潔な環境で育ってしまうと、排除しなくていいものに対しても過敏に反応してしまいアレルギーにつながると言うのです。着床障害に関しても、受精卵を敵とみなして排除する働きが強くなってしまっている可能性があるとおっしゃっていました。私の本当の着床障害の原因は神のみぞ知るわけですが、ひどい花粉症と着床障害に悩んだ私は、子供に同じような思いをさせたくないと思っています。そのため、幼少期に動物と触れあう環境を作ってあげたいなと思っています。
ちなみに、最近読んだ「子どもの幸せは腸が7割 3歳までで決まる!最強腸内環境のつくりかた」という本にも同様のことが書かれていました。「ペットと触れ合ったり同じ空間で過ごすことで赤ちゃんはアレルギーになりにくい体質になる」という内容と根拠が書かれていますので、気になる方はご一読ください。その本では、3歳までの菌育が大事とおっしゃっていますので、アニタッチの無料期間(3歳以下)と一致するのも嬉しところ。ぜひ足を運んでみてください。
まとめ
料金は高めながらも、天候を気にせず楽しめるアニタッチは、横浜のおすすめ子連れお出かけスポットの1つです。私のように菌活したい方にもおすすめです。ただし、動物と触れ合う前後はしっかり手を洗いましょう。施設内に手を洗う場所があります。
![]() | 価格:3960円 |
